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epotan's blog

タイムグラファー「びぶ朗」の話題など

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機械式時計と温度の関係(その2)

前回、冷えると進む時計と遅れる時計があるのは、温度低下によってオイル粘度の増加が勝ってしまう時計が遅れるのでは?と言う仮説を立てました。
 前に時計を冷やして歩度測定した時は、見事に時計は進みました。
 今回は、時計を48時間置いておいて、ゼンマイのトルクが非常に弱くなった時に冷やすと遅れるのか試してみました。

 先ずは、48時間放置した時計の歩度を測定。
 
 【びぶ朗ver.1.5.0.2で測定】
 テンプの振りが弱いので音が小さく、汚いタイムグラフですが、ほぼ±ゼロ。

 次に冷凍庫で20分時計を冷凍して測ってみます。
 
 冷えひえです・・・
 何だかちょっと可哀想。

 で、肝心の歩度測定結果は、
 
 【びぶ朗ver.1.5.0.2で測定】
 
 思ったとおり、完璧に遅れのタイムグラフです。

 以上の結果から、寒くなると遅れる時計は

 ①ゼンマイのトルクが弱め
 ②冷えると粘度の増加が激しいオイルを使っている

 の、どちらか若しくは両方、の時計と言うことになるのではないでしょうか?
 この結果から、あるメーカーの時計は寒くなると遅れる、なんて言うように、ある程度メーカー毎で(ムーブメント毎で)括る事が出来そうな気がします。

 それにしても、私の時計は冷やされたり48時間放置されたり、ちょっと可哀想かな。
 間違っても、熱湯の中に入れるなんて真似はしないから許してください。
 
 今日は時計を腕に嵌めたまま寝ることにしよう・・・

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