タイムグラファー「びぶ朗」の話題など
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こむら返りの一般的な解除方法は、つった部位を伸ばす(ストレッチする)事ですが、アゴがつった場合どうするかと言えば・・・
とにかく上を向いてアゴの下のガチガチに硬直した筋肉を伸ばすしかありません。
痛さに涙目なりながら上図の如きポーズをとっていると、状況を知らない人は私がふざけている若しくは鼻血が出ているのかと勘違いします。
「ふざけているのではありません、アゴがつっているのです。」
そう説明しても、大抵の人はアゴがつる事自体理解できないようです。
試しにググって見たところ、非常に少数しかヒットしませんでした。
大抵は「何で、そんなところつるのさ?」
と半ば呆れて聞かれますが、そんな事私の方が知りたいです・・・・
何でなんだろう?
※後日談
実はこの記事は6年前に前のブログで書いた記事なんですが、たくさんコメントを頂きました。
以外にあごがつる人は結構居るようです。
何がって?
白状すると、びぶ朗最新バージョンとshoさんから頂いたピックアップとアンプを全く使いこなせずに、私はひたすら悩んでいました。
ひたすら何時間もアンプのバイアスを調整しても、びぶ朗で表示されるタイムグラフはガタガタで片振りも日差表示もバラバラと変化し、私のファイブは壊れちゃったのか?と悩むこと数週間。
↑何度測ってもこんな感じで、ガタガタのタイムグラフ&バラバラと変化する片振りと日差表示
あんなに苦労して片振りを調整し、歩度も追い込んだではないか。
もしかするとびぶ朗の精度が上がり過ぎて測定値表示がシビアすぎるのか?
そんな疑問を直接wolfmanさんに聞く前に、念のためshoさんに「片振り表示等がバラバラ変わってしまうのですがshoさんはいかがでしょうか?」と言う旨の質問をしてみたところ・・・
「ファイブのようにムーブメントを固定しているリングがプラスチックの場合音を上手く拾うことができない場合があり、この場合竜頭を銅板に接触させて測定してみると表示値が安定するかもしれません。」
と言った内容のご回答を頂きました。
・・・!!!
そう言えば何回も私はファイブの裏蓋を開けていたではないか。
でも、そんな基本的なことに気付く事が出来なかった!!
で、竜頭を銅板に当てて測定すると、
悩みは一挙にそして劇的に解決。
変な事をwolfmanさんに言わなくて良かったとホッとすると同時に、私の愚問に優しくお答え頂いたshoさんに感謝します。
・・・にしても、私はもう少し頭使わないとダメですね。
ところが、たまに丸っきり逆の現象を言う人を見かけます。
しかもそれは理論的に考えてそうだと言う訳でなく、実経験に基づいた意見であるから嘘ではない。
しかし、振動数などの違いこそあれ理屈は同じ機械式時計で、何故に正反対の現象が起こるのでしょうか?
私は機械式時計を1つしか持っていないので、実際に寒くなると遅れる時計を持っていません。
なので、ココからはあくまでも推測なので間違っているかもしれません。
なぜ寒くなると進む時計と遅れる時計があるのか?
推測するに、オイルの違いと言うことになるのではないでしょうか?
つまり寒くなると、ひげぜんまいやテンプが縮まり振動の周期が短くなるのはどの時計も同じ。
この時にテンプの振動周期減少よりもオイルの粘度増加による抵抗の増加が打ち勝ってしまう時計は遅れ、そうでない時計は進むのではないでしょうか。
たとえばカレンダーの切り替わる時間帯に負荷が増加して遅れると言う現象もよく聞くし、クロノグラフを作動させると遅れると言うのもよく聞きます。
つまり、温度低下によるオイル粘度の増加で抵抗の増加が顕著な固体が、寒くなると遅れる時計となるのではないでしょうか。
この考え方は、ぜんまいのトルクが非常に低くなっている時に時計を冷やしてみて遅れるようならビンゴ。
近いうちに試してみようと思います。
先ずは、48時間放置した時計の歩度を測定。
【びぶ朗ver.1.5.0.2で測定】
テンプの振りが弱いので音が小さく、汚いタイムグラフですが、ほぼ±ゼロ。
次に冷凍庫で20分時計を冷凍して測ってみます。
冷えひえです・・・
何だかちょっと可哀想。
で、肝心の歩度測定結果は、
【びぶ朗ver.1.5.0.2で測定】
思ったとおり、完璧に遅れのタイムグラフです。
以上の結果から、寒くなると遅れる時計は
①ゼンマイのトルクが弱め
②冷えると粘度の増加が激しいオイルを使っている
の、どちらか若しくは両方、の時計と言うことになるのではないでしょうか?
この結果から、あるメーカーの時計は寒くなると遅れる、なんて言うように、ある程度メーカー毎で(ムーブメント毎で)括る事が出来そうな気がします。
それにしても、私の時計は冷やされたり48時間放置されたり、ちょっと可哀想かな。
間違っても、熱湯の中に入れるなんて真似はしないから許してください。
今日は時計を腕に嵌めたまま寝ることにしよう・・・
先ずは、これから行う消磁の方法がどの程度効果があったのか検証するためには、帯磁している時計の帯磁の強さを測る必要があります。
しかしそんな機器が家にあるはずも無いので、とりあえずは正確に南北に合わせた方位磁針が、時計を近づけることにより、どの程度針がずれるかを目安にすることにします。
現状の帯磁の状況は、方位磁針の針が北北西と北の真中あたりを指すほどの強さ。
時計屋さんや時計メーカーの記事によると、家庭にあるもので最強に強い交流磁界を発するものは「電気かみそり」だそうな。
でも、家にある電気かみそりは充電式のものだから、恐らく直流磁界を発すると思われるので今回は使用しないことにしましょう。
要は交流電流が流れるものは、交流磁界を発するはずであるので、先ずはどこの家庭にでもあるものとして、ドライヤーで消磁に挑戦してみることにします。
ドライヤーのスイッチを入れ、方位磁針を近づけてみるものの、何だか大して針は振れない。
とりあえず、10回ほどゆっくり時計を行ったり来たりさせてみます。
ドライヤーでは弱いようなので、電磁調理器の磁界にさらしてみることにします。
方位磁針はかなり激しく振れます。
これは良いかも知れません。
期待に胸を膨らませ10回ほど時計をかざす。
結果は・・・
やっぱりぜんぜん効果なし。(がっかり)
最後に、これまた一般家庭で良く見かけて、尚且つ非常に強力な交流磁界を発しているであろう物で試してみます。
400V 400kWの交流モーターです。
これも一般家庭で本当に良く見かけますね?
一家に一台といっても過言ではない?このモーターで消磁に挑戦します。
今までと同様に、ゆっくりと10回ほど時計をかざします。
結果は・・・やっぱり効果なし。
帯磁の状態が強まるでもなく、弱まるでもなく、全く変化無しです。
以上から、身の回りの電気機器から発せられる交流磁界は、消磁に使えるほど強力な磁界は発生して無いようです。
つまり、機械式時計は直流磁界に対しては慎重になる必要があるものの、交流磁界には大して気を使う必要は無いと言うことが分かりました。
肝心の消磁はどうしたのかって?
歩度に変化が出るほど帯磁した時に、自作消磁器を作ってみようと思います・・・
ごめんなさい、長々と書きましたが消磁作戦は大失敗でありました。
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